クロスフィットとピラティスの相乗効果

クロスフィットにピラティスを取り入れるメリット

今日はクロスフィットとピラティスの組み合わせについて考えてみました。

それぞれのメリットを活かしてうまく組み合わせれば相乗効果を期待できます。

1. 体幹強化と柔軟性向上

ピラティスは、体幹のインナーマッスル・アウターマッスルのバランスを整えます。クロスフィットは、全身を使う高強度な運動で、さまざまな動作を通して体幹強化できます。疲労するまで行うため、体幹筋力をうまく使えない状態で行うと、ケガのリスクが高くなります。ピラティスで体幹を強化することで、クロスフィットの動きをより安全かつ効果的に行うことができます。

2. 運動効率の向上

ピラティスは、正しい姿勢と呼吸法を意識しながら行う運動です。インナーマッスルが先に収縮することで、背骨や骨盤が安定、アウターマッスルがより強力に収縮できるようになり、運動のパフォーマンス向上に繋がります。クロスフィットでは正しいフォームで動作を行うことが重要で、ピラティスの姿勢・呼吸のタイミングを意識することでフォームを維持しやすくなり、力の発揮・伝達がスムーズになり、コーディネーション能力の向上により動作効率が向上します。

3. ケガの予防

ピラティスは、正しい姿勢をキープしながら四肢を動かす(安定性向上、モビリティ関節の可動域向上)と、脊椎の分節運動をゆっくりとした動きで練習することができます。クロスフィットは高強度に耐えるため体幹を固めたり大きく動かす運動が多い印象を受けます。そのため疲労が溜まってフォームが崩れたり、力を発揮しやすい筋肉に負荷が偏り筋バランスが崩れることでの怪我のリスクがあります。ピラティスのようなゆっくりした動きで自分の体を観察し、早期に筋バランスの偏りに気づいて修正する、苦手な部分の可動域や安定性を向上することで怪我のリスクを減少させることができます。

4. 運動後の疲労軽減

ピラティスは、筋肉の緊張をほぐし、血液循環を促進する効果があります。クロスフィットは、筋肉に大きな負荷をかける運動なので、運動後は疲労感が残ります。ピラティスを行うことで、運動後の疲労を軽減することができます。

5. 心肺機能・メンタル面の強化

ピラティスは動作への集中、全身の筋肉への負荷に耐えること、クロスフィットは高強度運動を行うことでどちらもメンタルを強化します。呼吸という側面から考えると、クロスフィットは心肺系に負荷をかけることで最大酸素摂取量の上昇、乳酸閾値の上昇などの効果があり、ピラティスの胸式呼吸は、交感神経と副交感神経の両方に作用し、心身のコンディションを整える効果が期待できます。

6. ダイエット効果

ピラティスとクロスフィットは、カロリーを消費し、筋肉量を増やすことでダイエット効果が期待できます。

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