クロスフィットでは、ランニングがインターバルトレーニングの一環として頻繁に組み込まれています。特に、他の種目と組み合わせた状況では、ただ走るだけではなく、いかに効率よくエネルギーを使いながら走るかが重要になります。今回は、私が普段から意識しているランニングのポイントと、それを支えるコンディショニングについてお話しします。
効率的なランニングフォームを意識する
ランニングの際には、以下のようなフォームを意識しています:
- 鼻呼吸をベースにしたペースコントロール
鼻呼吸ができるスピードを目安にすることで、無理のない有酸素運動を保つようにしています。これは他の種目にも悪影響を与えず後半でのスタミナ切れを防ぐ工夫です。 - 無駄な力を使わないフォーム
肩の力を抜き、リラックスした姿勢で走ることを心がけています。足の着地も「ミッドフット」着地を意識し、つま先やかかとだけに負担をかけないようにしています。 - 重力と遠心力を活用
わずかに前傾した姿勢で、重力に任せるように走ると、余計な力を使わずに前進できます。この感覚はポーズランニングと似た感覚ですが、私の場合はつま先重心にしすぎると足底筋膜・アキレス腱に負担を感じるのでミッドフット着地に近いかたちにしています。 - リズム感を大切に
一定のリズムで足を動かすことで、疲れにくくなり、フォームの崩れも防げます。錐体外路機能の活性化によりスムーズな運動連鎖、効率的で協調的な動きに繋がります。
コンディショニングの重要性
効率的に走るためには、ランニング技術だけでなく、日々のコンディショニングも欠かせません。私が特に意識しているのは以下の点です。
1. 十分な睡眠をとる
睡眠不足はパフォーマンスを大きく下げる原因になります。特に、クロスフィットのような高強度トレーニングでは、筋肉の回復やエネルギー補給が不足し、結果的に怪我のリスクも増大します。私は少なくとも7~8時間の睡眠を確保するように心がけています。
2. 栄養バランスを整える
ランニング前後の栄養補給は非常に重要です。特に、クロスフィットのトレーニング後には適度な炭水化物とタンパク質を摂取して、エネルギー補給と筋肉修復を促します。
3. 精神的なリフレッシュ
体調だけでなく、メンタルの調整も重要です。例えば、仕事で忙しい日にはトレーニングの強度を調整したり、猫と遊ぶなど精神的なリフレッシュも心がけています。
まとめ
私の場合、クロスフィットのランニングでは余計な力を抜いて効率のいい走りを重視して上記を意識しています。できるだけ長く運動を楽しむことが一番の目標です。少しでも参考になれば幸いです。