今回はマッスルアップができない原因、必要な筋力・テクニックを簡単にまとめてみました。ここから課題をみつけて改善のヒントになれば幸いです。
マッスルアップができない主な原因
・基礎的な筋力不足
・体幹の安定性不足
・柔軟性の不足
・疲労の蓄積
・体重管理の問題
技術的な問題
・脇の締め方が不適切、力の効率性の問題
・手首の返し方が不適切
・適切な反動をつけられていない、キッピング技術の問題
・スイングの使い方が不適切、キッピング動作と引き上げのタイミングの同期ができない
・体の反動を使いつつ、上半身の筋力で引き上げる能力不足
・正しい動作やタイミングを習得できていない
・キッピング動作中体幹が安定しない
・筋持久力はあっても瞬発力が不足
・フォールスグリップの未習得
マッスルアップで使う主な筋肉
- 懸垂動作で使う筋肉:広背筋、上腕二頭筋、僧帽筋、大円筋、前腕屈筋群(二次的)
- ディップ動作で使う筋肉:大胸筋、三角筋、上腕三頭筋、前腕伸筋群(二次的)
- その他の重要な筋肉:体幹筋群(コア):安定性、身体の引き上げをサポート
キッピングに必要な機能(肩〜腕)
肩関節・胸椎・肋骨・手首の柔軟性
僧帽筋・前鋸筋・菱形筋・大胸筋・広背筋・三角筋(後部線維)・ローテーターカフ:協調して働くことで肩の可動性、安定性の維持
前腕筋群:グリップ力の維持
キッピングに必要な機能(体幹〜足)
大臀筋:ヒップエクステンションで腰を伸ばす動作のメインとなる
ハムストリングス:股関節の伸展をサポート
脊柱起立筋:背中を伸ばし、体幹を安定させる
腹直筋と腹斜筋:体幹の安定性、キッピング動作全体をコントロール
広背筋:上半身を引き上げる
大腿四頭筋:脚を前方に振る動作をサポート
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