初挑戦、クロスフィットワークアウト「CHAD(チャド)」—1000回のボックスステップアップの感想

前回調べたクロスフィットの名物ワークアウト「CHAD」に挑戦しました。これは、1000回のボックスステップアップを行う、シンプルながらも非常にハードなトレーニングです。重りを背負うこともありますが、今回は自重のみで行いました。予想どおりハードだったものの、多くの学びと達成感が得られた体験でした。


「チャド」とは?

チャドウィルキンスという人物

チャド・ウィルキンス氏は、アメリカ海軍特殊部隊「Navy SEALs」の一員、職務中、数多くの困難な任務をこなし、仲間や家族から非常に尊敬される人物でした。チャド氏は、任務への責任感、強靭な精神力、そして家族や仲間への愛情を持ち、コミュニティの中で親しみ深い存在でした。彼はリーダーシップに優れ、他者の模範となる行動を取る人でした。彼の死因はPTSD(心的外傷後ストレス障害)やトラウマ、職務による過酷な経験が引き金となったものとされています。1000回という数字は、チャド氏が特殊部隊員として達成した偉業や、彼の献身的な努力を象徴しています。ステップアップは、チャド氏が山岳トレーニングや戦闘準備の一環で行っていた重要なエクササイズでした。この動作を通じて、彼が持っていた強さや耐久性を追憶します。このワークアウトは、軍人や退役軍人が直面するメンタルヘルスの問題、特にPTSDへの認識を高めるための活動の一環でもあります。ワークアウト中は、参加者が苦しさや達成感を分かち合いながら、チャド氏と彼の家族への連帯感を示します。これは彼の家族にとって大きな慰めとなっているそうです。

チャドワークアウトの意義

シンプルだが過酷
一見簡単そうな動作の繰り返しですが、1000回という数字が精神力と身体力の両方を試される構成です。

精神的な挑戦
途中で何度も挫折しそうになりますが、追悼の意を忘れずに動き続けることで、達成感と感謝の気持ちを体感できます。

コミュニティの力
多くの場合、仲間と一緒に行うことで互いに励まし合い、チームワークの重要性を実感できます。


準備と工夫

同じ動作を繰り返すため、怪我のリスクを想定して事前に効率的な動作をシミュレーションして挑みました。

  1. フォームの意識
    • 膝とつま先の角度を揃える:膝や足首への負担を減らすため。
    • 重心を若干前に:安定感を高め、スムーズな動作を意識。
  2. リズムを保つ
    アップテンポのバックグラウンドミュージックに合わせてリズミカルに動くことで、体力を一定に保ちながら継続することができました。
  3. 交互の動作
    足を左右交互に使い、特定の筋肉に負担が偏らないようにしました。
  4. 体幹の安定と腕の振り
    体幹をしっかりと固定しつつ、腕を振ることで反動を活かし、スムーズにステップを行いました。

結果と反省点

予想より早い 50分以下 で完了することができました!特に、膝への負担が懸念されましたが、ニースリーブを使用することで無事に痛みを残さずに終えることができました。

ただ、予想以上に汗をかき、着替えを忘れてしまったのが反省点です。帰りの車で運転席が汗で濡れてしまい、リセッシュで消毒しました。次回からは忘れないようにしようと思います。


他のメンバーの様子と後のケア

一緒に行ったメンバーでは腰に違和感を訴える方も多くいました。原因として、バックチェーン(臀部やハムストリングス)への大きな負荷が考えられます。

私自身は、フォームローラーとテニスボールを使い、以下の部位を入念にケアしました:

  • フォームローラー:ふくらはぎ、大腿前面、大腿外側・内側、中殿筋、広背筋
  • テニスボール:殿筋群、腸腰筋、中殿筋

特に中殿筋や腸腰筋、大腿四頭筋の疲労が目立ちました。これらが硬直すると腰痛につながる可能性があるため、今後もケアを続けていきます。


次回への展望

来年も「チャド」に挑戦する予定です。今回の学びを活かして、以下の目標を設定します:

  • 着替えを忘れないよう準備を徹底する
  • ニースリーブなどのギアを継続的に活用し、怪我の予防に努める
  • 今回のように気持ちよくワークアウトを終えることを目標にする

まとめ

「チャド」は単なるフィジカルトレーニングではなく、集中力や忍耐力が試されるワークアウトでした。今回得た経験と学びを活かし、次の挑戦も楽しみながら成長していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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