商品レビュー Pines International,ビートジュースパウダー:運動パフォーマンスアップ、心血管系の健康、抗酸化作用

今回、初めてビートジュースパウダーを購入したので、効能効果について調べてみました。味の感想、飲み方についても書いてみたので興味有る方は読んでみてください。

アスリートおける効果

有酸素性パフォーマンスの向上

  • 様々な距離での競技パフォーマンスの向上
  • 最大下強度での疲労困憊までの時間の延長
  • 無酸素性閾値強度や最大酸素摂取量(VO2max)での心肺機能の改善

運動効率の改善

ビートジュースに含まれる硝酸塩は、筋肉の働きを効率化し、同じ運動強度でより少ない労力で運動できるようにする効果があります。

これにより:

  • 45%および65%最大有酸素パワー(MAP)での酸素消費量の低下
  • 70%VO2maxでの酸素消費量の3%減少

パフォーマンスタイムの短縮

競技パフォーマンスにおいても、ビートジュース摂取による改善が見られています:

  • 10kmタイムトライアルでのタイム短縮(965秒 vs 953秒)
  • 50マイルサイクリングの最後の10マイルでのタイム短縮
  • 16.1kmタイムトライアルでのタイム短縮(1716秒 vs 1664秒)

低酸素環境下でのパフォーマンス

高地などの低酸素環境下でのパフォーマンスにも、ビートジュースは効果を示しています:

  • 2500m相当の低酸素環境下での16.1kmタイムトライアルのタイム短縮
  • 低酸素環境下でのVO2maxの75%強度での疲労困憊までの時間の延長(197秒 vs 214秒)

参考サイト:

原理となる生理学的メカニズム

これらの効果は、主に以下のメカニズムによるものと考えられています:

  1. 一酸化窒素(NO)の産生増加による血管拡張、その他NOの潜在的効果
  2. 血流改善と酸素供給の向上
  3. ミトコンドリアの効率向上
  4. 筋収縮の効率化

ビートジュースパウダーの抗酸化作用

  • ベタレイン: ビートの特徴的な赤紫色の色素で、強力な抗酸化作用を持ちます。

抗酸化作用のメカニズム

ビートジュースパウダーの抗酸化作用は、主に以下のメカニズムによって発揮されます:

  1. フリーラジカルの中和
  2. 酸化ストレスの軽減
  3. 細胞の損傷抑制

これらの作用により、体内の酸化ダメージを軽減し、様々な健康効果をもたらす可能性があります

摂取方法

PINESのBeet juice powderは、飲料水に溶解して自由に摂取することができます1。これにより、簡便に日常的な摂取が可能となります。

研究結果から、以下の摂取方法・摂取タイミングが推奨されています:

  • 1日あたり400mgの硝酸塩(約5-9 mmol)を摂取
  • 運動の2-3時間前に摂取
  • 5-7日間連続で摂取することで効果が最大化

これらの研究結果は、ビートジュースやビートルートパウダーが特に持久系スポーツのアスリートにとって有効な栄養補助食品となる可能性を示しています。ただし、個人差があるため、実際の競技に使用する前に、トレーニング中に効果を確認することが重要です。

味について

ビートジュースパウダーの独特な香りは、一般的に「土っぽい」や「アーシー(earthy)」と表現されることが多いです。これは、ビートに含まれるジオスミンという化合物が原因で、特に土に含まれる微生物の匂いに似ています。ビートの風味には甘さもあり、香りの表現には「ほんのり甘い土のような香り」や「根菜の深い香り」とも言われることがあります。ビートジュースパウダーの独特な香りは、一般的に「土っぽい」や「アーシー(earthy)」と表現されることが多いです。これは、ビートに含まれるジオスミンという化合物が原因で、特に土に含まれる微生物の匂いに似ています。ビートの風味には甘さもあり、香りの表現には「ほんのり甘い土のような香り」や「根菜の深い香り」とも言われることがあります。私はそのままでも美味しく飲めましたが、独特の風味を苦手とする方もいるかも知れません。そういう方は以下の工夫をすると飲みやすくなると思います。

ビートの根菜のような香りと相性が良い味

  1. 柑橘系のフルーツ
    レモンやオレンジなどの柑橘類を加えると、ビートの土っぽさが和らぎ、さっぱりした風味になります。特にレモン汁を少し加えると、ビートジュースが飲みやすくなると感じる方が多いです。
  2. ジンジャー
    生姜の少しスパイシーな風味がビートの香りを引き立てつつ、全体にアクセントを加えます。新鮮なジンジャーやパウダーを少量加えてみると良いでしょう。
  3. ベリー類
    ブルーベリー、ラズベリー、いちごなどのベリー系の果物も相性が良いです。これらの甘みや酸味がビートの味わいを引き立て、全体がフルーティーで飲みやすくなります。
  4. リンゴ
    リンゴの爽やかで優しい甘みもビートとよく合います。すりおろしたリンゴやリンゴジュースを少し加えると、ビートの土っぽさが中和され、マイルドな風味が楽しめます。
  5. ミント
    ミントのさわやかな香りもビートの強い風味を和らげてくれます。夏場には特におすすめで、フレッシュなミントの葉を一緒に入れて冷やすと、清涼感が増します。

まとめ

ビートはパフォーマンス向上だけではなく、血流の改善、抗酸化作用もあり、健康を意識するアスリートにとって魅力的な食べ物だと感じました。まだ飲み始めたばかりなので、身体の反応を楽しんでいきたいと思います。

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