笑顔で駆け抜けたスパルタンレース新潟|次は沖縄で新たな挑戦

9月13日、スパルタンレース新潟(スプリント・オープン)に出場しました。
今回はその体験を、前日からの道のりとともに記録しておきたいと思います。


出発までの道のり

荷物の準備から出発まで

9月11日、レースに向けて荷物を整理。準備を進めると「いよいよだな」と気持ちが引き締まります。
翌12日は朝5時から CrossFitラフテル のクラスへ参加。仲間たちから「頑張ってきて!」と声をかけてもらい、その言葉が大きな原動力になりました。
トレーニングを終えると、お母さんが空港まで送ってくれ、周囲の支えを感じながら出発。

予期せぬハプニング

しかし、移動はひと筋縄ではいきませんでした。東京の大雨の影響で飛行機は1時間遅れ、羽田到着もさらに遅延。12時30分羽田空港着の予定が14時30分頃になってしまいました。方向音痴で忘れ物も多い私はここでプチパニック。
予定していた新幹線に間に合わず、急遽自由席に切り替えてギリギリ乗車。宿泊先の 湯沢スキーハウス に着いたのは18時前でした。
10年以上ぶりの新幹線移動は少し緊張しましたが、「ここまで来ればもう大丈夫」と気持ちが軽くなりました。


レース前夜のコンディショニング

宿のすぐそばにある「しんばし」で親子丼ときゅうりを夕食に。
前回の東京ドイツ村のレース前夜も親子丼だったことを思い出し、体が自然に求めているのかも、と感じました。

鶏肉はイミダゾールペプチドを含み、卵はほぼ完全栄養食。だしの風味、程よい塩味と甘みが旅の疲れを癒し、翌日に向けて良いコンディショニングになったと思います。


レース当日の朝とコース

13日の朝は、ベースブレッド+バナナ+野菜ジュース+ホエイプロテイン というシンプルな朝食で、糖質とタンパク質を確保。普段食べ慣れているものに近い形で私にとって消化にやさしく、レース中エネルギーを安定させる狙いです。ちなみにベースプレッドは芋味、ホエイプロテインは黒糖きなこ味で和風にしてみました。とても美味しかったです。

会場までは宿のオーナーさんが車で送ってくださり、とても助かりました。
コースは前評判通り「激坂」だらけ。脚力だけでなく、体幹や上半身の使い方が求められるハードなレースです。


レース中の工夫と心の動き

上り坂では、ただ走るのではなく、ジグザグに登る/足の向きを変える/重心を調整する といった工夫で負荷を分散。身体の使い方を細かく変えることでスタミナ切れや脚のつりを防げました。

クロスフィットで培ったローイングやウエイトトレーニングの成果が、確実にここで生きている。

――その実感はとても嬉しいものでした。

自分だけでは構成できないバリエーション豊富なトレーニングを提供してくれたジムに感謝です

不思議なことに、レース中はきつくても自然と笑顔が出てきます。
「苦しいのはみんな同じ。だからこそ、ここを楽しもう」
そんな気持ちが湧き上がり、時には瞑想のように集中して走ることができました。
「きついときこそ笑顔で」というのはじつは私が普段から意識していること。前向きな心の持ち方が力になるのを体感しました。

パートナーから借りた日除けスリーブをふくらはぎに着けて、お守り代わりにしたのも安心材料。小さなことですが、気持ちを支える力の大きさを改めて感じました。


結果と達成感

ゴールを駆け抜けた瞬間は、まさに最高のひととき。
「挑戦して良かった」と心から思いました。

結果は 男女総合1220名中6位、女性249名中1位
今回のカテゴリーはスプリントのオープンで、トップ選手は主にビーストに出場していて不在の中でしたが、それでもこの順位は大きな励みになりました。

レースを通じて感じたのは、周囲の温かい応援と環境への感謝。そして、パフォーマンスを発揮できる「今」の時間を大切にしたいという想いです。

ビーストはまだ私にとってはハードルが高いですが、次回、気が向いたら挑戦してみたいと少しだけ思いました。


次の挑戦へ

次の目標は 沖縄スパルタンレース(初めてのスーパー・10km)
距離も障害数も増えるステージですが、今回の経験を糧に、楽しみながら新しい挑戦に向かいたいと思います。


まとめ

新潟スパルタンは、単なる競技を超えて「自分と周囲の温かさを再確認できる場」でした。
準備のドタバタも、きつい坂も、笑顔で越えられたのは、支えてくれる人たちがいたからこそ。

これからも、挑戦のたびに感謝の気持ちを忘れず、ひとつひとつのレースを楽しんでいきます。

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