ワークアウトや試合など、その時はきつくても終わった後にすぐやりたくなる体験、みなさんも何回か経験したことは無いでしょうか。その心理変化について今回のスパルタンレースを例に上げて再度考えてみました。
寒風吹く悪天候の中で、この過酷なレースを経験し、予想外の心の変化を感じました。今回は、その体験をより詳しく共有したいと思います。
動画はInstagramから↓
https://www.instagram.com/p/DDlSzpMP3fH/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
レース中の複雑な感情
走ることの苦痛
レース中、ただひたすら走ることは想像以上に辛いものでした。
- 冷たい風が体を貫く
- 息が上がり、肺が凍えるような感覚
- 筋肉の疲労が徐々に蓄積
正直、走っている時は何度もペースダウンを考えました。
障害物での unexpected joy
しかし、不思議なことに障害物に挑戦している瞬間は、走ることの苦痛を忘れられました。
- 壁を乗り越える時の集中力
- 初めての体験、障害物を超えるワクワク感
- 障害物をクリアした時の小さな達成感
これらの瞬間は、走ることの辛さを一時的に忘れさせ、むしろ楽しさすら感じさせてくれました。
レース後:複雑な感情の変化
ゴール直後は疲労感はありつつも時間とともに不思議な感情の変化が起こりました。
- 疲労感と同時に感じる爽快感
- 「自分にもできた」という自信の芽生え
- 仲間と乗り越えた喜びの余韻
この心理的変化の理由
- フロー状態: 障害物に挑戦中は、フロー状態(没頭状態)に入り、時間感覚や苦痛を忘れる。
- 達成感の積み重ね: 各障害物をクリアするたびに小さな達成感を得て、それが大きな自信につながる。
- ストレス解消と心理的リフレッシュ: 激しい運動と自然環境での活動が、心身をリフレッシュさせる。
- 自己効力感の向上: 困難を乗り越えたことで、「自分にはできる」という信念が強化される。
- ドーパミンの分泌: 目標達成時に分泌されるドーパミンが、快感と幸福感をもたらす。
学んだこと
この経験から、私は重要な教訓を得ました:
- 困難の中にも楽しみを見出すことができる
- 一時的な苦痛は、長期的な達成感や成長につながる
- 多様な挑戦(走ることと障害物)が、全体的な満足感を高める
最後に
なにかハードな挑戦をしようと思う時、それは心身の限界に挑戦し、予想外の喜びを発見する機会かもしれません。苦しい瞬間があっても、その先にある達成感と成長を信じて頑張ってみようと思います。