はじめに:「筋トレだけ」になっていませんか?
筋トレが習慣になってくると、次第に感じる方も多いのではないでしょうか?
- 最近、種目やルーティンがマンネリ化してきた
- 体は大きくなったけど、実際に動くと意外と重い
- 筋肉をつける“目的”が、いつの間にか“筋トレ自体”になっている
私自身は筋肥大を目的にはしていませんが、**「長くスポーツを楽しめる身体」**を目指してクロスフィットを日々続けています。
そんな中で感じたのが、筋トレとクロスフィットの相互作用の面白さ。
今回は、「筋肥大目的の人」にこそクロスフィットを週1でも取り入れてみてほしい理由を、リアルな視点でお話しします。
クロスフィットは筋トレの“対極”ではない
クロスフィットというと、「持久系?」「痩せそう」「筋肉減るんじゃ…」という声も耳にします。
でも実際には、クロスフィットは筋トレを土台にした全身運動の組み合わせで構成されており、筋力・パワー系の要素も多く含まれています。
例えば:
- オリンピックリフティング(クリーンやスナッチ)
- ケトルベル・メディシンボール系の爆発的動作
- 高強度×短時間での筋出力チャレンジ
つまり、筋肥大目的で鍛えた筋肉を**“使う”ことで初めて気づくこと、伸びる能力**があるのです。
筋トレとクロスフィットを組み合わせる5つのメリット
① 筋肉の「使い方」が上手くなる
動作の中での筋発揮、体幹との連動、スピードと方向転換への対応など、筋肉を動作として活かすスキルが身につきます。
② 神経系に新しい刺激を
普段のルーティンでは刺激しきれない神経回路にアプローチでき、筋出力の質が高まることがあります。結果、いつもの筋トレも強くなる可能性。
③ 種目・ツールの幅が広がる
ケトルベル、スラムボール、スキーエルゴ、ボックスジャンプなど、刺激が多彩で飽きにくい。フォーム習得が筋トレにも応用できることも。
④ 情報が飛び交う“リアルな場”
クロスフィットのクラスでは、他の参加者やコーチとの会話を通じて、ストレッチ・サプリ・フォームの工夫など、実体験ベースの情報が得られます。
⑤ 筋トレのモチベーションが上がる
「週1回、違う空気の中で筋肉を動かす」ことで気分転換にもなり、普段のトレーニングが新鮮に感じられることも。
「勉強しながら運動できる場所」としての魅力
筋トレについてもっと知りたいとき、ネットや本で情報を得るのも良い方法です。
でも実際に体を動かして試してみる、誰かと話しながら気づくことには、実感と納得の深さがあります。
クロスフィットの良さは、動きながら学べること。
- 「この動き、どこに効くんだろう?」
- 「あれ?いつも使ってない筋肉が動いてる!」
- 「この体勢を安定させるにはどうすれば?」
そんな問いが自然と湧き上がり、身体の理解が“知識”から“実感”に変わる瞬間があります。
おわりに:「週1クロスフィット」で広がる身体の可能性
筋トレだけでは得られない気づき、楽しさ、刺激。
クロスフィットは、そのすべてを楽しみながら得られる場所です。
あなたの身体づくりに、ちょっとした“揺さぶり”を加えることで、
まだ見ぬポテンシャルに出会えるかもしれません。
ぜひ、「筋トレ+クロスフィット」という新しい組み合わせで、
自分の身体がもっと面白くなる可能性を感じてみてください。
💡 おすすめの始め方
- 週1回、軽めのクロスフィットクラスに参加
- 苦手な動きがあってもOK。「気づき」を楽しむスタンスで
- 筋肉痛の出方やフォーム変化を観察して、筋トレにも活かす