
1. 運動は勉強や仕事の敵じゃない
アンデシュ・ハンセンの『運動脳』を読んで思い出したのは、大学受験や国家試験のときの自分です。
多くの人は試験前になると部活を休み、運動をやめて勉強だけに集中します。
でも私は運動を絶やしませんでした。
夜遅くまで勉強していても、必ず体を動かす時間を確保する。
その習慣のおかげで頭はすっきりし、集中力も保てたのです。
2. 運動がくれる「すっきり」と「集中」
運動をすると、気分がリセットされて再び机に向かう気力が湧いてくる。
『運動脳』を読んでからわかったのですが、それは脳科学的に裏付けがある現象でした。
- 運動するとストレスに強くなる(海馬や前頭前皮質が活性化)
- 記憶力を高める物質「BDNF」が増える
- 筋肉から分泌されるホルモンがストレス物質を無害化する
- 運動後はアイデアが湧きやすく、創造性が高まる
「運動は勉強や仕事の時間を奪う」と思われがちですが、実際は逆。
運動するからこそ、集中力も記憶力も高まるのです。
3. 私の場合はクロスフィット
運動ならどんな形でも脳に良い影響があります。
ランニング、筋トレ、ヨガ、散歩など、自分に合ったスタイルでOKです。
その中で、私にとってはクロスフィットがベストな形でした。
- 時間が1時間と決まっている → 勉強や仕事の合間に組み込みやすい
- 短時間集中型 → 強度が高く、心拍数がしっかり上がるので脳への刺激も大きい
- 仲間と一緒にできる → モチベーションが続きやすい
- 毎回種目が違う → 運動のバリエーションが豊富で、脳に多様な刺激を与えられる
『運動脳』を読んで改めて思ったのは、クロスフィットのこうした特徴はまさに「脳を鍛える」条件にぴったりだということ。
だからこそ、私は勉強と両立しながらクロスフィットを続けられたし、結果的に試験にも合格できたのだと思います。
4. まとめ
- 運動は脳を強くし、勉強や仕事の効率を上げる
- 形はどんな運動でもOK、自分が続けやすいものを選べばいい
- 私の場合はクロスフィットが最高の形だった
『運動脳』を読んで、「運動をやめなかった自分の選択は間違っていなかった」と強く確信しました。
そしてこれからも、クロスフィットを通して心も脳もアップデートし続けていきたいと思います。