骨盤後傾型、猫背について

前回は反り腰(骨盤前傾型)に関して投稿しました。今回は骨盤後傾型について投稿します。

引用元:イラストAC

骨盤後傾型は、以下のような背景を持つ人に多く見られる傾向があります:

生活習慣による要因

  1. デスクワーカー
    長時間の座位姿勢を取る人、特にデスクワークに従事する人に多く見られます
  2. 運動不足の人
    日常的に運動をしない、または身体活動量が少ない人に発生しやすいです。

筋肉の状態

  1. 腹筋が弱い人
    腹筋の筋力が不足している場合、骨盤を適切な位置に保つことが難しくなります。
  2. 背中の筋肉が緊張している人
    背中の筋肉が過度に緊張すると、骨盤が後ろに引っ張られやすくなります。
  3. ハムストリングスが緊張している人
    ハムストリングスが大腿四頭筋よりも緊張すると、骨盤が後ろに引っ張られる傾向があります

体型的特徴

  1. お腹周りに脂肪がつきやすい人
    骨盤後傾型の人は、お腹周りに脂肪がつきやすく、下腹部が突出しやすい傾向があります。
  2. 幼児体型の人
    骨盤後傾型は、幼児体型のような見た目になりやすいという特徴があります。

ストレッチング

ハムストリングスのストレッチ

キャットアンドカウのポーズ

  1. 四つ這いになり、手を肩幅、膝を腰幅に開きます。
  2. 息を吐きながら背中を丸め、お尻を下に向けます(キャットのポーズ)。
  3. 息を吸いながら、胸を前に出し、お尻を後ろに向けます(カウのポーズ)。
  4. この動きを5〜10回繰り返します

筋力トレーニング

ヒップリフト

  1. 仰向けになり、膝を曲げて足を床につけます。
  2. お腹とお尻の筋肉を使って腰を持ち上げます。
  3. 肩を支点にして腰が持ち上がるようにします。
  4. この姿勢を5〜10秒保持し、ゆっくりと元の位置に戻ります

背中の筋トレ

  1. 上半身を持ち上げ、背中の筋肉(脊柱起立筋)を意識します。
  2. この姿勢を3〜5秒保持し、ゆっくりと元の位置に戻ります。
  3. 15〜20回を2〜3セット行います。

これらのトレーニングを定期的に行うことで、骨盤後傾の改善が期待できます。無理をせず、自分のペースで継続的に実践することが重要です。また、痛みや違和感を感じた場合は、中止し必要に応じて医療機関を受診しましょう。

まとめ

姿勢の改善でコリや痛みの解消、見た目が良くなる等、たくさんの効果があります。セルフケアを習慣化しましょう。

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