前回は反り腰(骨盤前傾型)に関して投稿しました。今回は骨盤後傾型について投稿します。
引用元:イラストAC
骨盤後傾型は、以下のような背景を持つ人に多く見られる傾向があります:
生活習慣による要因
筋肉の状態
- 腹筋が弱い人
腹筋の筋力が不足している場合、骨盤を適切な位置に保つことが難しくなります。 - 背中の筋肉が緊張している人
背中の筋肉が過度に緊張すると、骨盤が後ろに引っ張られやすくなります。 - ハムストリングスが緊張している人
ハムストリングスが大腿四頭筋よりも緊張すると、骨盤が後ろに引っ張られる傾向があります。
体型的特徴
- お腹周りに脂肪がつきやすい人
骨盤後傾型の人は、お腹周りに脂肪がつきやすく、下腹部が突出しやすい傾向があります。 - 幼児体型の人
骨盤後傾型は、幼児体型のような見た目になりやすいという特徴があります。
ストレッチング
ハムストリングスのストレッチ
キャットアンドカウのポーズ
- 四つ這いになり、手を肩幅、膝を腰幅に開きます。
- 息を吐きながら背中を丸め、お尻を下に向けます(キャットのポーズ)。
- 息を吸いながら、胸を前に出し、お尻を後ろに向けます(カウのポーズ)。
- この動きを5〜10回繰り返します。
筋力トレーニング
ヒップリフト
背中の筋トレ
- 上半身を持ち上げ、背中の筋肉(脊柱起立筋)を意識します。
- この姿勢を3〜5秒保持し、ゆっくりと元の位置に戻ります。
- 15〜20回を2〜3セット行います。
これらのトレーニングを定期的に行うことで、骨盤後傾の改善が期待できます。無理をせず、自分のペースで継続的に実践することが重要です。また、痛みや違和感を感じた場合は、中止し必要に応じて医療機関を受診しましょう。
まとめ
姿勢の改善でコリや痛みの解消、見た目が良くなる等、たくさんの効果があります。セルフケアを習慣化しましょう。