定期検診と大腸カメラを通して学んだこと

先日、初めて大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)を受けました。職場の定期検診では大腸内視鏡はありませんが、大腸がんは自覚症状で気づくことが難しく、30代でもかかる可能性がある病気です。大腸内視鏡で早めに発見できれば手術にならず、内視鏡で治療できるため、受けておきたいと思い、今回クリニックで予約してみました。

検査の経験

大腸内視鏡検査をしている人を見ることはあっても自分がするのは初めてで緊張していました。鎮静剤の使用の有無を確認されましたが、今回は鎮静剤使用なしで行ってみました。思ったより負担が少なく、少しお腹が張るくらいで痛みも全くありませんでした。先生の腕が良かったと思います。

検査結果、1cmサイズのポリープが発見されましたが、その場で切除してもらい、病理検査の結果も良性でした。今後も2−3年後の経過観察でいいとのことで一安心です。


検査前処置と検査前・ポリープ切除後の食事の配慮

検査を受ける前に行われる前処置は、胃腸を空にするための大切な過程です。この過程により、検査の精度が高まります。3日前より消化の良い食べ物を取るように心がけました。私は野菜や全粒穀物が好きなので普段繊維の多い食事をしていますが、その3日間は消化にやさしい食事を心がけました。検査でも今回はポリープを切除したので切除場所は出血を防ぐようにクリップで止めてもらいました。1週間は再出血を防ぐために過度な運動はしないようにと、食事もできるだけ気をつけました。消化負担の少ない食事をすることで、体調がいい感じになりました。

大腸カメラ検査前の食事について、推奨されるものと避けるべきものを表にまとめました。

食品カテゴリ推奨されるもの避けるべきもの
主食白米、おかゆ、うどん、そうめん、食パン玄米、雑穀米、そば、ラーメン、パスタ、全粒粉パン
肉類鶏ささみ、牛ヒレ・もも、豚ヒレ・もも、鶏むね・もも(皮なし)脂肪分の多い肉、ベーコン、ソーセージ
魚類白身魚(淡白なもの)脂の乗った魚
野菜・果物じゃがいも、長芋、バナナ、リンゴ(皮なし)キノコ類、海藻類、豆類、野菜の皮や種、トマト、キウイ、スイカ、メロン
大豆製品豆腐、高野豆腐納豆
飲み物水、お茶、透明なスープ、フルーツジュースアルコール、牛乳、コーヒー(ミルク入り)、色の濃い飲み物
その他ゼリー、プリン(果肉や粒なし)脂っこい食べ物、スパイシーな食べ物、乳製品

コーヒーを抜いた体験

私は普段毎日1杯程度のコーヒーを飲みますが、大腸カメラ前日から切除後1週間はコーヒーなしで生活しました。あまりたくさん飲んでいないので影響は少ないかなーと思っていましたが、日中から眠くなる日があったので、コーヒー抜きの影響かもしれません。今も続けていますが、眠くなることは無くなりました。しばらくは普段の飲む量を抑えて週末の楽しみにしようと思います。

おかゆ・ご飯の再発見

前処置や切除後の期間中、おかゆを主にした食事をする機会がありました。元々、私はおかゆが好きでしたが、この期間はおかゆを主食とする機会が増え、改めてその美味しさを再認識しました。今までレトルト粥は購入したことがありませんでしたが、意外と便利なことに気づきました。あたためずにそのまま食べることができ、携帯食・おやつとしても重宝します。レトルト粥はすごく便利ですがコストがかかるので水分多めに炊いたご飯を1食分ずつラップで包んで冷凍する方法も試しました。レンジで温めて味噌汁に入れて雑炊にしたり、食べる時に水分を追加しておかゆっぽくしたりと応用が効いて楽しいです。


これからの健康管理

今回の大腸カメラ検査を通じて色々学べました。これからも定期検診は受けていこうと思います。食事に関しても普段の食事からたまには消化のいい食事に切り替えてみるのも胃腸の負担を取るためにいいかもしれないと思いました。今回検査をしてくれたクリニックの先生・スタッフの皆さんに感謝します。

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